「うちの子、人見知りなんですけど大丈夫ですか?」——ご予約のときによくいただく質問です。答えは、大丈夫ですよ。人見知りの子への私のアプローチは、少し意外かもしれません。最初は、話しかけないことです。
無理に距離を詰めない
初対面の大人がぐいぐい近づいてくるのは、人見知りの子にとって一番こわいことです。だから私は、会ってすぐお子さまに話しかけることはせず、まずはそっとしておきます。
子どもは、大人のやりとりをよく見ています
代わりに何をするかというと、パパやママ、ご親族のみなさんと楽しくお話しします。人見知りの子は、まわりをとてもよく観察しています。「この人はパパママと仲良く笑っている人だ」と分かると、警戒が少しずつゆるんでいきます。安心のお墨付きを、親御さんからもらうイメージですね。
撮影は遠くから、ときには隠れて
その間も撮影は進んでいます。少し離れたところから、家族と過ごしている自然な姿を撮りますよ。ときには木の陰に隠れて撮ることもあります。カメラを意識していないときの表情は、人見知りかどうかに関係なく、その子のいちばん自然な顔なんです。
距離が縮まってきたら、少しずつ近づいて、遊びを交えながら撮っていきます。最後には手をつないでくれる子もいますし、最後まで距離があってもいい写真は残せます。
人見知りは直すものではなくて、その子のペースがあるだけ。だから心配しなくて大丈夫。そのままの姿で来てもらえたらうれしいです。